採用事例 - チームラボ株式会社 -

最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツの開発を行う「チームラボ株式会社」

〜2021年に13名の海外人材の採用を成功させているポイントとは?~

外国人採用事例 チームラボ株式会社
今回は、最新のテクノロジーを活用したソリューション、大規模なシステム開発や、プロダクト、デジタルコンテンツの制作、都市計画や建築空間設計などを行うチームラボに、「グローバル採用を実施し始めたきっかけ」「海外人材の採用で苦戦したポイントをどのように解決したか」などをお伺いします。


ー 早速ですが、グローバル人材(海外人材)を採用しようと思ったきっかけをおしえてください。

海外人材を採用しようと思ったことはなく、
チームラボに入ってくださる方の数を最大化させたいと思ったことから海外人材の採用を始めました。

チームラボの採用には、採用定員人数というものがありません。候補者は相対評価ではなく、絶対評価で採用を決定していきます。ということは、新たに入ってくれる方の人数を最大化させるためには、学生との接触回数や人数を可能な限り増やす必要があり、そうなった際に日本人だけではなく、海外人材にも目を向けるようになりました。


ー となりますと、海外人材に期待していることも日本人の方と同じということでしょうか?

はい、おっしゃる通り日本人と同じです。

意図していたわけではありませんが、その方のバックグラウンドや母国語などを仕事で活かしていただくことにより、海外プロジェクトにおいて助かっている場面はたくさんあります。

ー そうなのですね!具体的に教えていただけますか?

はい、もちろんです。

1つ目は、海外人材を採用したことで、海外のプロジェクトを行う際に現地での常識を知っていたり、現地文化への理解があることで、現地パートナーとのコミュニケーションも円滑になり、プロジェクト自体もスムーズに進めることが出来ています。

また、コロナ渦で海外からリモートで働いていた韓国籍のメンバーが、現地の展示設営を引き受けてくれたおかげで、完成できた展覧会もありました。

上記のことを狙って採用したわけではございませんが、すごく助かっています。

チームラボイベント会場
ー 海外人材を採用するにあたって直面した課題はありますか?

特に思い当たることはないですね、、、

ただ、初めて海外の人材を採用した頃は、VISA申請のサポートすべき範囲や、入国後に家を探したり携帯電話を契約したりする難しさなど、知らないことが沢山あったので、当初は苦労しました。
ただ、日本人を採用するときにも、同じく必要な手続きというのは最初は分からないことだらけなので、同じだと思っています。
実際にやってみることで、必要な手続きがわかり、現在はスムーズに内定〜入社までの手続きを行えるようになりました。

ー 「海外の人材を採用する際の手続きも、日本人を採用するときと同じで必須の手続きだと思い、実際にやることでノウハウを蓄積した」という考え方は大切ですね!

あとは、日本語能力をどの程度求めるべきかを決めるのは難しかったです。

現在は会話レベルの日本語力を求めていますが、かつては、日本語を全く話せない方を採用したこともありました。
そのタイミングで入った方は、現在日本語で問題なくコミュニケーションをとれるようになり、チームラボになくてはならない人材になっています。

このような成功事例を引き続き起こすために、メンバーが理想とする日本語能力と、本当に最低限必要なレベル、というのを見極めて置く必要がありますね。

ー ありがとうございます!
  では次に、海外人材採用の実績を教えていただけますか?


2021年1年間で13名の海外人材を採用しました。
基本は東アジアの方が中心なのですが、今回はチュニジアやケニア国籍の方を採用したり、過去には採用実績のなかった国からも採用することができました。

ー チュニジアの方はまさに弊社からご紹介した方ですね!

そうでしたね!ありがとうございました!

ーそれでは、次にConnect Jobを活用した感想を教えていただけますか?

もともと他社エージェントを活用していたのですが、その代わりになるエージェントがないか探し始めたときにアプローチした企業さんの1つでした。
その時は、色々なエージェントさんで海外人材の採用を行い、一番良いと感じたことから海外人材の採用を本格的にお願いし始めました。

ー ありがとうございます。具体的に「一番良い」と感じたのはどうしてでしょうか?

集客力ですね!
一番自分たちではできない部分なので、、、

現在、他のエージェントさんも使っていますが、チュニジアなどの国から人材が集まってきたことはないので、いまだにどうやって集客されているのか、不思議ですね!笑

ー ありがとうございます。弊社では、ベトナム・ミャンマー・中国に支店があり、アジアを中心に海外パートナー・大学と連携してサポートさせていただいており、幅広いネットワークを保持しております。
引き続き期待にこたえられる人材をご紹介します!最後に、海外人材に対してメッセージをいただけますか?


はい、もちろんです。

アートの開発を世界規模で行っているだけではなく、日本で最大のユーザー(累計1億ダウンロード、アクティブユーザー3,000万人)を抱えるウェブサービス・モバイルアプリを企画、開発〜リリースまですべて内製で行える会社は世界でみてもあまり多くないと思います。

チームラボオフィスの雰囲気


多様なものを作るためにも多様な人材は必須ですし、先ほどお伝えしたとおり、コロナのように不測の事態がおこった際に、対応できる幅を広げてくれている海外の人材には期待をしています。

これからも新しい人材、今までチームラボにいなかった国籍の方が入ってきてほしいと思っています!




他にもConnect Timesでは採用企業様、弊社経由で内定を獲得した候補者の方へインタビューした記事を公開しております。

ぜひこちらよりご覧ください!