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グローバル採用のポイント~面接編~


コロナ禍で勢いは一旦停滞しているものの、 近年ダイバーシティ推進や今後の海外展開のためといった理由で外国籍人材を含めたグローバル人材の積極採用を始めようという企業がどんどんと増えています。
コロナ禍の回復後、これらの動きが加速することは間違いないと言っていいでしょう。

そんな中、自然流入で日本人と全く同じ面接をするケースとは異なり、外国人留学生コースなどを新たに設定した場合、 面接内容はいつもと同じで大丈夫なんでしょうか?
といったお悩みをお聞きすることがよくあります。

確かに、外国籍の受け入れが初めての部署の方に面接をお願いする際、人事の方もどのように依頼をすればいいのか?と悩まれることもあるかと思います。

今回はそんなお悩みを持つご担当者さま向けに『初めてのグローバル人材面接のポイント』についてお話ししたいと思います!

目次
1.外国人留学生の面接でよくある質問
2.グローバル人材の面接で大切にしたいこと
3.まとめ

1.外国人留学生の面接でよくある質問



早速外国人留学生の面接でよくある質問をいくつかご紹介します!

《面接導入》


・どういうきっかけで日本語を学び、日本へ留学することになった?
・日本の好きなところは?
・家族はあなたが日本で働くことを応援している?
⇒アイスブレイクとしてよく使われる質問です。

家族が日本で働くことを応援してくれているかどうかは、学生が将来的に長く日本で働く気持ちがあるかどうかにも関わってきます。

《日本で働くということの理解》


・なぜ日本で働きたいの?
・日本で働くことは、母国で働くこととどう違うと思う?
・将来は母国に帰って働きたい?それとも日本でずっと働きたい?
⇒日本は終身雇用制やポテンシャル採用等、海外と比較して独自の仕事文化があります。

そういった日本ならではの働き方を持つ企業は入社後の定着のためにも、学生がそれをしっかりと認識しているかをチェックしたいところですね。

《言語や文化の課題》


・自分の語学力やグローバル性をどのように活かせると思う?
・この会社はグローバル社会でどのような存在になるべきだと思いますか?
・日本ならではの習慣で慣れるのに苦労したことは?
・言語やコミュニケーションで課題に感じたことと、それをどう乗り越えた?
⇒どのように企業成長に貢献してくれるのかという、企業側が留学生を採用する意義を確認することができます。また、日本で働く上で起きうる慣習やコミュニケーションの課題に対して、どう解決していくのかも気になるところです。

面接の各ステップ毎に質問例をご紹介しましたが 日本人のように溶け込んで働いてほしいのか、はたまた外国人留学生ならではの着眼点で新しい風を吹かせてほしいのか、という点で、質問したい内容は変わってくるかと思います。
参考までにご覧ください!

2.グローバル人材の面接で大切にしたいこと


今回あえてグローバル人材の面接、というような言い方をしておきながら、わたしから一番お伝えしたいのは、
「外国人留学生も基本的に日本人と同じように面接して大丈夫!」
ということです。

確かに日本人と比べて、ガクチカや自己分析の深掘りや言語化が難しいと言えますので、その辺りはゆっくりとわかりやすく質問していくことで学生のことをより深く理解していただきたいと思います。

とは言え、皆さまよくご存知の通り、学生側も選考を通して企業を知ろうとしています。

まずは、学生が自身のバックグラウンドを活かしてどのように活躍したいかどんな風に成長していきたいのかという点を引き出す。

そしてその成長機会を会社としてどのように提供できるのか、ということをインプットすることで、志望度の向上につなげることができます。

やはり留学生は自身の言語スキルを活かし、グローバルに活躍したいという思いを持つ方が多くいます。
そこでポイントとなるのが、グローバルに活躍できる環境が提供できる、という点を明示できるかどうか。
この点をクリアできると、外国人留学生にとっての大きな魅力付けになります。

また、留学生の入社後に言語の壁や文化的背景の違いから、暗黙の了解が暗黙のままでは解決しないこともままあります。
だからこそ、評価制度や待遇等は、面接を通してしっかりお伝えいただくことも、入社後のミスマッチを少なくすることに繋がります。

3.まとめ



ご存知の通り、面接は学生にとっても企業を知る重要な機会です。
企業にとっても学生のことを理解する貴重な時間ですので、あくまで冒頭の質問例はアイスブレイク的にご活用いただき、ぜひ「日本人と同じように面接していただきたい」と思っています。

外国人留学生は自身のスキルを活かして成長・活躍ができるかどうかを知りたいはずですので、ぜひその気持ちを引き出しつつ、皆さまの会社でそれを叶える環境をいかに提供できるか、ということをお伝えいただくことを大切にしてただければと思います。

また、企業の評価制度や待遇についても明示することで、入社後のミスマッチを軽減することができます。

面接だけでなく、候補者の募集段階でポイントとなる求人表の書き方も「グローバル採用のポイント ~求人票の書き方編~」からご確認いただけます。