エンジニア採用~コーディングテス”Codility””の活用~

コーディングテストを活用したエンジニア採用

エンジニアを採用したい企業担当者様よりよく聞くお悩みのお声として、
「より優秀なスキルを持った方を採用したい」
「スキルを見極めるにはエンジニアの工数がかかりすぎる」
「何を基準に採用すれば良いのか分からない」
「自社はIT企業でないので、有能なエンジニアを採用できない・採用方法がわからない」
「どのような人材が自社に最適なのか?」
といったものがあげられます。

一方で、エンジニアからも
「面接では自分のスキルや強みを伝えきれない」
「ポテンシャル採用でなく、自身のスキルを評価してほしい」
などといった不満の声が聞かれます。

そんな担当者様と求職中の外国人エンジニアのお悩みを解決する 『Codility』というコーディングテストがあるのをご存知でしょうか? これは、コーディングテストを採用活動に活用し、エンジニアのスキルを定量的に測ることができるというものなのです。

実は、弊社はIT人材の採用支援プラットフォームのCodility Limitedと日本における排他的独占代理店契約を締結し、 コーディングテストを活用した新たな形のITエンジニアの採用支援をしているんです!

そこで今回は、『Codility』とは何か?、取り入れるメリットは何なのか?ということを具体的にご紹介したいと思います。 test 目次
  1. Codilityとは
  2. Codilityでできること
  3. Codilityが選ばれている理由
  4. まとめ

1. Codility とは

Codilityは「エンジニアのスキルを定量的に測るためのコーディングテスト」です。

Codility Tutorial: Platform Overview from Codility on Vimeo.


Codilityの始まりは、あるエンジニアが「自社の採用活動に時間を奪われたくない」「自分でコードを書く時間をもっと確保したい」と考え、候補者のスキルを測るプラットフォームを作成したことでした。

現在のCodilityでは、1,500以上のテストの中から候補者に求めるスキルやレベルに応じたテストを作り、候補者のスキルレベルを定量的に測ることができます。優れた不正探知機能を持ち、インターネットから回答をコピーしてきたなどの不正もきちんと見抜くことができます。

そのため、Codilityの利用により、
・採用のスピードアップ
・スクリーニング精度向上
・標準化
が可能となります。

実際、あるゲーム開発企業によると、90日間で750名がCodilityを受験、1名あたり3時間のエンジニアの面接工数が削減されたことにより、合計2,200時間もの選考時間を節約できたそうです!

2009年以来、利用企業数は74か国2,000企業以上に達し、世界ではマイクロソフト、アマゾン、アメリカンエキスプレス、インテル、BMWなどの企業でも利用されています(順不同、一例)。Codilityの利用によって評価される候補者数の数は、月間60,000人以上となっています。

2. Codilityでできること


■コーディングテスト【Codecheck】

技術的知識がなくても簡単にコーディングテストを作成することが可能であり、 テストの数は1,500以上となっています。
フロントエンドからバックエンド、Webからモバイル、開発運用からデータサイエンスまで、難易度、制限時間、言語別だけでなく、職種、業種、事業領域などの様々な切り口で自由にテストを選択することができます。

また、このようなテストを作成したい、特定のスキルのある人を採用するための問題を作成したいなどの要望があれば、その要望に応じたテストを作成することも可能です。

作成されたテストを候補者に送り、候補者による受験が終了した後、自動的に不正チェックが行われ、結果のレポートが面接官に配信されます。
レポートでは、使用した言語やスコアが確認できる他、受験者の作業をリプレイすることも可能になっているため、実際の本人の時間配分までも知ることができます。

また、回答した割合などの数値が結果として現れるので、エンジニアのスキルレベルのチェックにかかる時間を減らすことが可能になります。

■面接機能【Codelive】

Codeliveという機能では、候補者が回答した画面を見ながら、面接官と候補者でディスカッションをすることができます。
面接官は候補者の思考性を、候補者はチームのエンジニアリングの考え方を理解することができ、双方にメリットのある面接が可能です。

Codeliveには、WhiteboardとCanvasモードの2種類があります。
Whiteboardモードでは、実際に受験者が回答したコードや受験したCodetestの画面を見ながら面接をすることができます。そのため、「なぜこのコードをこの場面で使ったのか」「どういう考えでこのコードを使ったのか」といったコーディングの特徴やエンジニアとしての思考性を知ることができます。
一方、Canvasモードでは、ペンやステッカーを用いて、面接官と受験者で白紙の画面に書き込みながら面接を行うことができます。

■コーディングイベント開催による母集団の形成

上記のCodilityのサービスに加え、弊社のプロモーションネットワークを活用することで、世界中から母集団を獲得できるコーディングイベントの実施をすることができます!
例として、複数企業様にご協賛いただき、『J’s Code Challenge Engineering in Japan』(2021年1月14日~19日の6日間)を開催し、世界54ヶ国・1500名超えのエンジニアに受験いただきました。成績優秀者を協賛企業様の面接へ招待させていただく等で、世界中のスキルをもった外国人エンジニアへのアプローチをしていただくことができました。

このようにコーディングコンテストを実施することで、世界中へ企業様の名前をプロモーションできるとともに、新たに優秀なスキルをもった母集団の獲得につなげることができます。

3. Codilityが選ばれている理由

採用基準の明確化、バイアスの排除、スピード向上といったエンジニア採用における課題の解決に加え、フルリモートでの採用活動が可能になることもあり、Codilityは多くの支持を得ています。
採用決定の観点から無意識に生じる主観的な偏見などを取り除き、データに基づく客観的な方法で採用することが可能になっています。

4. まとめ

今回は、「Codility の概要」「Codility で何ができるのか」「Codility が選ばれている理由」を紹介しました。

Codilityでは候補者のスキルレベルをバイアスなしで定量的に測ることや母集団形成を容易に行うことが可能であり、採用効率とマッチング精度を高めることができます
また、Codilityを活用した採用イベントを実施することにより、世界中から優秀な外国人エンジニアを含めたエンジニアを採用することも可能です!

外国人エンジニア採用に関する情報は 『これですべてわかる「外国人エンジニア採用」』からご確認いただけます。