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【外国人エンジニア採用】外国人エンジニアが企業を選ぶ際に見るポイント

外国人エンジニアから選ばれる企業になるためには

日本の少子高齢化による人口減少および労働力不足が深刻化する中、近年ITを活用した生産性の向上が叫ばれています。
ですが、肝心なIT人材の供給も日本では厳しくなってきているのが現状です。
そこで注目されているのが「外国人エンジニアの雇用」です。
今回の記事ではその外国人エンジニア採用に当たり、採用側が理解しておくべき外国人エンジニアが就職活動時に重視するポイントをお伝えします!

目次
  1. 外国人エンジニアを採用すべき理由
  2. 外国人エンジニアに選ばれるためにアピールすべきポイント
  3. まとめ

1. 外国人エンジニアを採用すべき理由

2016年に経済産業省が発表した 「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、少子高齢化による人口減少により、2030年に日本のエンジニア人口は最大で約79万人不足すると考えられています。

IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果
日本国内のIT人材供給数の「量」だけでなく、IT人材1人1人の「質」を示すスキルにおいても他国と比べて遅れが見受けられます。

経済産業省の 「IT人材に関する各国比較調査 結果報告書」によると、アメリカやインドはITスキルの標準レベルが4.05や3.90と、約6~7割が高度な知識・技能を有している人材なのに対し、日本の結果は3.17となっており、他国と比べてITレベルに大きく差をつけられていることが分かります(レベル7が最大)。

IT人材に関する各国比較調査

そのため、上記でお伝えした日本国内のエンジニア不足に対する解決策の1つとして、「外国人エンジニア採用」が挙げられます。
実際デジタル庁の有識者会議においても、不足するIT人材は移民で補うべきとの提言が出ています。

では次に、日本国内のエンジニア不足を解決するための解決策に「外国人エンジニア採用」がどうしてなりうるかお伝えします。

国際労働機関(ILO)によると、世界中には約2100万人のITエンジニアがいます。その中でも日本のITエンジニアは約122万人とされ、海外に目を向けることで採用対象が大きく広がります。

外国人エンジニアは、採用母集団の大きさだけでなく、スキルレベルが高い傾向にあることも大きなメリットとして挙げられます。

先程上記で示したデータからも外国のITスキルレベルが日本より高いことは分かりますが、それだけでなく「スキルアップに対する意識」にも大幅に違いが生じています。
「業務以外でどのくらい勉強しているか」という質問に対して、「業務で必要かどうかにかかわらず、自主的に勉強している」割合がインドネシアは47.2%、次いでベトナムは30.0%となっています。
対して日本は19.0%という数値になり、「業務上必要な内容があれば、業務外(職場以外)でも勉強する」割合とも合わせると、各国に大きな差はないものの、日本は自主的に勉強する割合が一番低い結果となりました。

2. 外国人エンジニアに選ばれるためにアピールすべきポイント

では、優秀な外国人エンジニアは何を重視して働く企業を選ぶのでしょうか。

下記でお伝えする内容がすべてではありませんが、外国人エンジニアが企業を選ぶ際に重視するポイントを理解することは、採用する際のアドバンテージになります。

・スキルアップができるかどうか
海外では、キャリア目標を持つ人や外国人エンジニアにおけるIT関連分野での起業・独立意向が75%を超えるなど、日本と比べてスキルアップに非常に意欲的な人が多くなっています。
また、転職に対してプラスなイメージを持っている割合や実際に転職した回数、そして海外での勤務意向も踏まえると、自分のキャリアを積極的に築こうとする人が多いことが読み取れます。

その結果、上記のように業務時間外の勉強量も増え、転職の際に重視する点として、「地位・役職・責任の重さ」がどの調査対象国でも上位に位置しています。
自身の成長度合いがやりがいにも紐づいているため、同時に「仕事のやりがい・面白さ」も大きな決め手として挙げられます。

・キャリアパスが明確かどうか
現在の業務内容(どういう技術を使って何を作っているのか、どういうプロジェクトに携わるのかなど)を気にする方も多いですが、それだけではなく、今後どのように企業の成長や事業の拡大を計画しているか、ビジョンを気にする方も多くいらっしゃいます。
そのため、ビジョンを伝え、企業への将来性を感じてもらうことで、エンジニア自らキャリアパスを描きやすくなり、より志望度を上げることができます。
また、事業拡大というビジョンに向けて求められる結果が大きいほど、裁量権も大きくなりやすいことから、独立や成長志向のある外国人エンジニアにとって、キャリアパスが描きやすいことは、その企業がエンジニアにとって魅力的に映るポイントとなります。
詳しくは、 「【外国人採用】就職活動の違い」をご覧ください。

・待遇が良いかどうか
エンジニアが海外へ転職する際、キャリアアップはもちろんのこと、日本人同様給与待遇のアップを求めています方が多くいらっしゃいます。
エンジニアの持っているスキルが高ければ高いほど希少な人材となるため、エンジニアが求める給与も高くなります。また、海外から日本就職を目指される方は、母国と比べて生活費がかさむ傾向にあります。
そのため、給与だけでなく住宅手当や通勤手当など、福利厚生もアピールすべき大事な項目です。

実際に弊社サービスに登録している方(回答数318)へ行ったアンケートでも、「就職先を決めるポイント(5つまで選択可)」として「職務内容」を選ぶ方が全体の31.3%、次いで「給与」が30.4%、「専門性を身に付けられるか」が28.8%となりました。
また、「日本就職に期待すること」としても、自分の知識や経験を活かせることやスキルアップできることを重視するという結果が明らかになりました。

外国人人材が日本就職に期待すること

このように外国人エンジニアが就職活動時に、スキルアップや将来性、待遇などを選ぶポイントにしていることが伺えます。

また、弊社サービスをご利用いただき直近2名の外国人エンジニアを採用された企業様は、企業の将来性を伝えることを大切にされています。
実際の選考中に、企業の将来性を伝え、伸びしろと裁量の大きさをアピールした結果、他社でも内定をもっていた候補者が、入社を決められました。

実際の企業様のお声も こちらからご確認いただけます。

3.まとめ

海外ではジョブ型採用がメインの採用方法となっていることから、自身のスキルアップややりがいを重視する傾向にあり、その分優秀でポテンシャルのある人材が多くいます。
エンジニア獲得競争が激しくなっている現代、優秀な外国人エンジニアの採用を検討してみてはいかがでしょうか?弊社では、外国人エンジニアの採用支援を積極的に行っています。

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