日本就活体験記第6弾~外資系企業内定獲得~

留学生の就活体験インタビュー第6弾!
今回は大手外資系企業に就職が決まった千葉大学院に通うLukaさんのインタビューです。
学生時代は勉学に励み、クロアチアでも日本でもアルバイトやボランティア活動に積極的に挑戦していたLukaさん。コロナ過で日本に行くのも難しい中、日本での就職活動に挑んだチャレンジ精神旺盛な方です!


  1. 幼い頃からの想いとコロナの始まり
  2. 人事の仕事がしたくて外資系企業に
  3. 一番重要なのは「自分が楽しめる仕事か?」
  4. 様々な活動に取り組んだからこその悩み
  5. Lukaさん流の就活対策
  6. 自分の就活を振り返って…
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①幼い頃からの想いとコロナの始まり

Connect Job:Lukaさん、この度は「日本就活体験記」のインタビューにご対応いただきありがとうございます。就職活動の話に入る前に、まずは日本留学という道を選んだ理由を教えていただけますか?

実は今日本にいるのは五回目なのですが、その内の三回は日本で旅行とボランティア活動をしていました。四回目は一年間協定留学生として日本の大学で学び、今は文部科学省の奨学金をいただいて千葉大学で研究を行っています。
なぜ日本を選んだかというと、小さい頃から日本に住みたいと思っていたからです。でもコロナ禍の影響で日本に入国することがなかなか出来ませんでした。しかし、留学生としてだったら入国できるということで、留学の計画を立てて日本に来ることができました。


Connect Job:そうだったんですね。コロナ禍においても日本留学をしようという、強い思いと行動力が素晴らしいです!

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② 人事の仕事がしたくて外資系企業に

Connect Job:日本で就職するにあたって、どのようなお仕事をしたいかは決まっていましたか?

人事の仕事にとても憧れていて、どうしてもその仕事がやりたかったです。
ですが、日本は人事として採用するのではなく、基本的に総合職として採用していますので、自分から職種を選べない可能性が高かったです。
なので、外資系企業でリクルーターとして働こうと思いました。人事みたいな仕事も出来ますし、給料も良いので、自己成長にも繋がると思ったからです。
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③ 一番重要なのは「自分が楽しめる仕事か?」

Connect Job:実際に企業を選ぶ際には、何を基準に選んでいましたか?

まずはお給料を中心に見ていました。修士の学位を持っているので、学士の人よりも給料の面で優遇してくれる企業を探していました。
それから残業時間も結構見ていました。例えば基本給料に固定40時間のお金がついていたらそれは少し微妙だなと思って避けていましたね。
あとは福利厚生として家賃付与などもあればいいなとは思っていましたが、特にすごくこだわった条件というわけではないです。
何よりも自分が楽しめる仕事かどうかを最重視していました。

Connect Job:条件面も重要ですが、やはり楽しんで仕事が出来ることは絶対に重要ですよね!
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④ 様々な活動に取り組んだからこその悩み

Connect Job:日本で就活されるうえで、大変だったことは何でしたか?

就活で大変だったのは履歴書、ESを書くことですかね。
また、ほとんどの企業がESで志望動機を聞いてくるんですが、それも文字数が結構限られていたのでいつも困っていました。話すのが大好きで、いつも長い文章を書いてしまうので…。
文章を短くするためには熟語などを使わなくてはいけなかったので、日本の表現にも少し苦戦しました。
また、クロアチアの大学生としてはボランティア活動に積極的に参加したり、様々な資格も取得したりと、色々やってきました。なので、例えば大学時代に一番力を入れたことなどに関しては、色々なことに力を入れたからこそ逆に何をガクチカにすればいいのかわかりませんでした

Connect Job:色々と積極的に取り組んできたからこその悩みですね…!
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⑤ Lukaさん流の就活対策

Connect Job:他にも、内定獲得のためにした対策方法があれば教えてください!

【ES対策】
ガクチカ・自己PRなどは自分の中でテンプレートを作っておき、志望動機だけ提出先の企業に合わせて書き直していました。対策としては、過去に合格できた学生のESを見て、あーこんな風に書いているんだな、と参考にしていました。

【WEBテスト対策】
数学がそもそも得意じゃなかったので日本語で数学を解くのが難しかったです。企業によっては英語で受けられるのでその場合は問題ありませんでした。
言語問題の場合は、読解問題は日本語能力試験の内容に似ているため時間にも余裕を持って解くことが出来たのですが、類義語などの問題は見たことないような漢字も出題されて難しかったです。なので、外資系企業など、英語版のWEBテストがあるところを受けたりしていましたね。

【個人面接対策】
インターネットで面接で聞かれる様々な質問を探して、ワードのドキュメントにリストアップして、何について話すか文章化し、それを覚えました。
大変だったことは、ロールプレイ(ケース問題)です。普通によく聞かれる質問だったら事前に暗記したものを話せますが、これに関しては練習・事前対策できないので上手くいかないことが多かったです。トピックがわからないのでGDみたいな感じですね。
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⑥ 自分の就活を振り返って…

Connect Job:Lukaさんの就活が成功した理由は何だと思いますか?

【就活進捗状況をスプレッドシートにまとめる】
就活初期はずっと企業を調べていました。まずは100社に絞って、その100社についてもう少し詳しく勉強して、数を絞っていきました。
あとはスプレッドシートを作って企業を中小・大手などに分類して、基本給料、一次面接の結果、二次面接の結果、最終面接の結果とか、ES、SPIが必要かどうかなど色々詳しくまとめましたパッと見たらすぐわかるように情報を整理できていたのは就活においてすごく役立ちました。

【Linkedinの活用】
Linkedinのプロフィールをすごく詳しく書きました。アルバイトやボランティアの経験、大学で学んだ科目、話せる言語、賞与、取得済みの資格などですね。
それで、企業の方からカジュアルなチャットをしませんかとメッセージがきて、それで色々話した上で会社にも実際に行って、それで就職先が決まりました。

Connect Job:ありがとうございます!では逆に後悔していることはありますか?

第一志望の企業に入ることができたので、あまり後悔していることはないんですが、やっておいた方が良かったと思うことは、志望動機にもう少し具体性を持たせるということですかね。企業についてもう少し詳しく調べられたら良かったかもしれません。



最後に、これから就活を始める留学生にアドバイスをお願いします!


そうですね、全てを整理しておいたほうがいいと思います。
そして早めに始めたほうがいいです。なるべく大学院二年生の1月ごろまでには企業研究を終えて、どの企業にエントリーするかなど絞れていたらいいなと思います。



編集部からの一言

編集担当M:Lukaさんのお話からエクセルで企業の締め切り日程をまとめたり、面接の予想される質問をリストアップして答えを文章化するなどの独自の努力が就活において実を結んだのが分かりますね!
毎日たくさんの情報が送られてくるのでそれをきちんと整理することは就活においてとても大事だということを学びました!

編集担当A:LinkedInの活用法が印象的だと思いました。
人材をスカウトしたい企業の方からアプローチするだけでなく、実際に志望している企業に勤めている人とのつながりを増やすこともできそうですね!





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