韓国出身・明治大学地方コミュニケーション学部 ヨンスさん
日系大手半導体メーカー 営業職 内定
今回は、韓国出身、大手半導体メーカー・営業職の内定を獲得したヨンスさんのインタビューをご紹介します。
ヨンスさんは中学時代に日本での生活に憧れ、しっかり準備して日本に留学しました。
早いスタートと徹底した企業分析で見事に半導体業界最大手企業の内定を獲得したヨンスさん。なぜ半導体業界なのか、企業研究はどのようにおこなったのか。留学生ならではのお話をお聞きしました。
3社から内定獲得!
①ドラマを見て日本での生活にあこがれ、日本留学を決意
Connect Job :日本留学のきっかけを教えてください。
日本のドラマのおかげで今の私がいるかなと思いますね。
中学時代から日本のドラマを見るのがすごく好きだったので、それで日本語も勉強して、更に日本に興味を持ちました。
そこから、ドラマでしか見たことがなかった日本での生活を実際に経験してみたいなと思って、高校2年生の頃から日本への留学の準備をしていて、今に至ります。
大学にこだわったというよりかは、地方コミュニケーション学部に惹かれて明治大学への進学を決めました。
幅広い学問を学べるので、色々なことに関わってみたいという自分の気持ちにマッチしているなと思ったからです。
受験当時の私は、なにか一つに専門的に集中するよりかは、ジェネラリストのように幅広いことに興味を持っていたんです。
②グローバルでスケールの大きい仕事がしたい
Connect Job :半導体業界を選んだ理由を教えてください!
スケールの大きい仕事がしたいと考えていたからです。
BtoCで消費者に接するよりかは、企業を相手にして大きなことをやりたいという気持ちもありましたし、やっぱりグローバルに働けるのはBtoCよりはBtoBだと思いました。
あとは、一年生の時に参加したインターンシップを通して、BtoCは向いていないなと気づけたのも理由です。
Connect Job :就職活動での軸はなんでしたか?
長期インターンをやっていたんですけど、その経験から何か私が担当している製品があると愛着が沸き、もっと誇りを持って仕事ができるという気づきがあったんです。
二つ目は幅広いことに関わることができる仕事がしたいという軸でしたね。
やはりBtoCよりは川上のBtoBの方が幅広い人であったり業界と関わることができると思ったので受ける業界をBtoBに絞りました。
そしてコミュニケーションを取るのが好きなので、様々な人と関わってみたいという思いもありました。
最後の軸としてはグローバルに働けるかですね。
できれば韓国と何らかのつながりがあれば良いと思っていました。
③出身国と日本の架け橋になりたい
Connect Job :内定先企業にした決めてを教えてください!
アメリカとか韓国、中国といった感じで世界の有名な企業と取引をしている企業だったので。
あとは、半導体は韓国と強い繋がりを持っているので、将来韓国との架け橋になれるという考えもありまして、他の企業よりは内定先企業を選びました。
そして、これは率直な話なんですが、お金ももちろんありまして、他の企業よりも規模感もすごくあって、貰える給与も他の企業より高かったので。給料はある意味欠かせない軸でしたね。
給与面だけでなく、仕事内容の面でもすごく魅力的だなと感じていて、世界中あちこち飛び回ることができる仕事で平日は結構な頻度で海外出張に行けるというのがかっこいいなと感じたので、憧れで入社を決めたのもありますね。
④徹底したやり方で企業分析をやった
Connect Job :やっておいてよかったことは何ですか?
二つあると思います。
一つ目はなるべく早くにスタートを切ることですね。
始めるのが早ければ早いほど自分の中に貯蓄される情報も多くなりますし、日本の就活のシステムに慣れることができると思うので、できれば就活を意識した瞬間からはじめることで良い結果が出ると思います。
二つ目は徹底した企業分析ですね。
私も企業分析のおかげで、こんな良い企業に入れたと思うので、私ができることは全部調べて、分析するという習慣を持っておけばもっと面接で差を付けられると思います。
自分が知っている企業数によって、自分がエントリーする企業数も変わってくると思うので、世界的に有名な企業があるのに、名前を知らなかったからエントリーできなかったというのは本当にもったいないですよね。
早いうちから企業説明会とか業界地図を見るのをおすすめします。
視野を広くすることができれば、エントリーできる企業も多くなるので。
Connect Job :活用していたサービスを教えてください
Connect Jobさん主催の合同説明会も良く参加していましたし、日本人の学生は参加できない留学生限定の企業選考会はすごく貴重な機会だと思ったので利用していました。
Connect Job :企業分析はどのように進めましたか?
その企業のHPとか、日系の企業が関わっている記事を読んだりすることは大前提として、その企業がもし韓国でも事業展開している企業であれば、韓国のサイトでもその企業について検索したり、そして韓国のニュースでもその企業が何をやっているのか記事を読んだりして、色々な手段を用いて調べるように工夫していましたね。
そしてYouTubeとかその企業がやっている公式SNSとかがあればそれも全部読んで、最近の動向とかを調べたり、こういった感じで企業がやっていることは全部私自身がわかるようにしました。
そして、私の場合は、企業が扱っている商材についても徹底的に調べて、例えば半導体ならどんな流れで半導体が作られるのかも調べて面接に挑みました。
文系だったらこんなのはやらなくても良いと思う人もいるかなと思うんですけど、かなり詳しく調べていました。
二次面接だと、専門性を問われる質問をされる時があるので、そこで私が調べたことをちょくちょくアピールするとすごく良い反応が出たので、商材を調べることはすごくおすすめしています。
⑤時間に追われてスケジュール管理に苦戦した
Connect Job :やっておけばよかったことや後悔はありますか?
ESを締切日に間に合うように、あらかじめ行動しておけばよかったなと思います。
本選考がはじまる3月になると1日に3、4社くらいは締め切りが重なったりするので、時間に追われることが多かったです。
なので完璧な状態で提出できるように、ESを書いていた時期に時間管理をうまくしておけばもっと良かったなと思います。
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Connect Job: 最後にこれから就活を始める留学生にアドバイスをお願いします!
就職活動は早いもの勝ちだと思います。
終わりのないマラソンのような感じがして、いつ終わるのか、そして私は就職できるのかなという考えが常に頭の中にあるかもしれません。
就職活動って正解がないじゃないですか。
だから、自分が間違っているのか、それともうまくやっているのかわからないのも辛いでしょう。
それでも気づいた瞬間から動いて良い結果が出るように頑張っていけば、自分がまさかいけると想像もしていなかった企業に内定をもらえることもあるので、早いうちから動きましょう。
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