User Interview vol.11 台湾から日本就職・ITベンチャー転職「自分のキャリアを活かし、海外という新しい環境で挑戦したい」

日本就活体験記

台湾出身・国立交通大学 コンピューターサイエンス学部 Jerryさん
台湾のスタートアップ共同創業者から日本のIT企業へ転職
IT企業 コミュニティマネジャー職 内定



今回は、台湾出身、ITベンチャー企業のコミュニティマネジャー職の内定を獲得したJUEI TING WENG (Jerry) さんのインタビューをご紹介します。
Jerryさんは、起業、経営、事業売却などの経験を経て、10年母国でキャリアを築いた後に、日本への移住・転職を決意されました。心機一転、海外で挑戦したいと思い日本で新たなキャリアをスタートさせるJerryさん。何が彼を動かしたのか、初めての日本就職・日本企業への転職の詳しい経緯をお聞きしました。


  1. 海外で挑戦したい!まずは身近な日本へ

  2. Connect Jobで自分の経験や価値観とマッチする企業に出会えた

  3. 日本と台湾の就活・転職活動事情の違い

  4. 日本就職・日本企業への転職を考えている方へのメッセージ

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    1. 海外で挑戦したい!まずは身近な日本へ


    Connect Job : まずは、Jerryさんのバックグラウンドを教えていただけますか?


    私は台湾出身で、台湾の大学でコンピューターサイエンスを専攻しました。

    卒業してすぐに友達と共同創業し、その後も企業を変えながら10年間事業開発やモバイルアプリを開発するスタートアップで働いていました。

    最初の3年ほどはエンジニアとしてアプリの開発に携わっていましたが、少しずつエンジニアとしての開発の時間を減らしてチームリーダーとして、会社のためにどのようなやり方で仕事を行うべきか考えながらマネジメントを行っていきました。


    Connect Job : ご自身で事業をやられていたのですね!


    はい、最初に起業した会社は、80名規模まで成長させることができました。結果的にLINE TVに買収していただき、良い経験でした。


    Connect Job : このタイミングで、なぜ日本に移住・転職しようと考えたのでしょうか?


    10年間くらい自分でスタートアップをやる中で、自分の弱点や足りてない部分を見つけたい、海外という新しい環境で挑戦したいと思っていました。

    そこで、日本には旅行で何度か訪れていて文化や慣習に理解があったのと、台湾から距離も近いので適応しやすいかなと感じ、まずは日本で挑戦しようと思いました。

    日本語が少し話せてJLPTを持っているのも日本に決めた理由の一つです。

    当時は、日本のドラマやアニメが好きで大学生の時に日本語の勉強を始め、勉強する中で資格を取っておこうと思い、JLPTを取得しました。


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    2. Connect Jobで自分の経験や価値観とマッチする企業に出会えた


    Connect Job : 日本での就活(転職)はどのように進めましたか?


    最初はGoogle検索を通して色んなサイトで求人情報を見ていました。そこでConnect Jobを見つけて登録しました。

    Connect Jobを最初に見たときはエンジニアの仕事ばかりで、自分に合う仕事はないようにも見えたんですけど、登録するとエージェントの方からメールを頂き、面談をする中で、自分に合った仕事を紹介いただきました。


    Connect Job : どのような企業に転職されるのですか?


    転職先は、金融のDXを進めるサービスを提供しているITベンチャーです。

    日本で私の経験が評価され、外国籍でも活躍できるスタートアップに出会えたのは幸運ですね。

    自分で探していたら、見つけられなかったと思うので、今回のポジションを紹介いただけてありがたかったです。


    Connect Job:就活軸や会社選びのポイントはありましたか?


    一つは企業理念や文化です。
    内定をいただいた企業では1週間のトライアル期間があり、トライアルを通して仕事内容や会社の雰囲気など自分が大事にしているところを知ることができました。

    もう一つは自分のキャリアを活かせるかどうかです。
    トライアル期間中、上司とコミュニケーションが取れるときは積極的に自分ができることを伝えたり、この会社でどのようなやり方をとればいいかを話し合い、自分のキャリアが活かせるかどうか確かめていました。

    海外で働きたい気持ちが大きかったので、やはり最後はそれが決め手になりましたね。


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    3. 日本と台湾の就活・転職活動事情の違い

     

    Connect Job : 日本と台湾の就活事情で違う部分はありましたか?


    台湾の就活事情は日本とは少し違います。日本では一斉に就活しますが、台湾ではばらばらのタイミングで就活するんですよ。

    また、時期だけでなく選考の進み方も違います。自分がいた台湾のスタートアップではCEOとのカジュアルな面談で内定が出たりするのですが、日本の場合はしっかりと面接準備をする必要がありました。日本語にすごく自信があるわけではないのもありますが、準備は少し大変でした。



    Connect Job:就活を通じて日本に対する印象の変化はありますか?


    自分が内定をいただいた企業は少し日本の企業のイメージとは違いましたね。

    YouTube等で事前に情報収集していた日本の会社の印象はスーツを着て厳しい面接を行うといった感じでしたが、カジュアルで面接も一度だけだったので驚きました。

    むしろこれまで働いていた台湾のスタートアップに近しい部分が多かったです。


    Connect Job:日本の企業も、社風によって大きく仕事の仕方や会社の雰囲気が変わってきますが、それをまさに体感されたのですね!


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    4. 日本就職・日本企業への転職を考えている方へのメッセージ


    Connect Job : 最後に、これから日本への就職・転職を考えている方へ何かアドバイスはありますか?


    日本で仕事をする際、日本語ができるかどうかはとても重要になります。

    また、選考の前にしっかり準備を行い、もらった機会を逃さないことを大事にすれば内定が取れると思います。

    日頃日本語力を上げることも大切ですし、面接に向けた準備もしっかり行うのがおすすめです。


    Connect Job : ありがとうございます。日本でのご活躍を応援しています!





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